東日本大震災で壊滅的な被害を受け、災害危険区域となった中瀬地区は、ほぼ全域を都市公園として整備を進めています。
令和5年度には、まちづくりに関わる有志が「利活用に関する将来ビジョン」を描きましたが、今後は、市民一人一人の想いを紡ぎながら中瀬地区の環境を育んでいきたいと考えています。
今回のセミナーでテーマとした日本固有生物の「ニホンミツバチ」は環境指標生物とも言われています。
ニホンミツバチと共存することは人間にとって自然と共存することを意味しています。
石巻エリアでは、これまで盛んに養蜂に取り込まれており、今回は「石巻ニホンミツバチの会」のメンバーの協力のもと、中瀬地区内での養蜂にチャレンジし始めました。はちみつはその場所ならではの味がすると言われていることから、ここで採れる蜂蜜を「なかぜハニー」と名付け、みなさまに味わって頂く日を夢見ています。
このセミナーでは、これから中瀬地区で行う「自然環境の創造」をニホンミツバチを通して考えます。
見て、学んで、体験して、味わうことができるセミナーです。
是非、ご参加ください。
プログラム
講演
①10:00〜 ニホンミツバチとは?
芳賀 潔氏(石巻ニホンミツバチの会 事務局長)
②11:00〜 ディープなニホンミツバチの養蜂
髙橋 保芳(石巻ニホンミツバチの会 事務局)
③13:00〜 生物たちとの共生〜毒やアレルギーとその対処法〜
末永 拓郎氏、羽立 譲氏(石巻市立病院 医師)
④14:00〜 石巻の森林環境とミツバチの関係
森 優真氏(合同会社もものわ 代表)
展示
①写真パネル展示
石巻におけるニホンミツバチと中瀬での養蜂(地現 葉子氏)
②ニホンミツバチの巣箱いろいろ(石巻ニホンミツバチの会)
③石巻発!養蜂屋台(柳原崇太氏、森 優真氏)
体験
①ミツバチ防護服を着てみよう 無料
②蜜蝋リップづくり体験(森 佳代子氏)
参加費:1,000円〜
③なかぜハチミツを食べてみよう(熊谷 昴大氏) 無料
販売
ニホンミツバチの蜂蜜の量り売り(石巻ニホンミツバチの会)
10円/g
容器をお持ちいただくとビン代(150円)はかかりません。
【主催】中瀬利活用マネジメント会議
【協力】KUMATAKA、なかのカヤック、合同会社もものわ、m.s.s.books
参加費無料(一部有料の販売などがあります)
【お問い合わせ先】
事務局/石巻市都市計画課公園整備係 95-1111(内線5614/5618)
運営委託者/株式会社ドーコン(今野)011-801-1555